カテゴリ「詩誌」の224件の記事 Feed

2014年8月23日 (土)

詩誌「螺旋」合本

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 かつての同人詩誌「螺旋」を合本製本してもらうため、先月7月24日に「宮本印刷」へ伺い、今月12日に受け取った。料金は僅かなものだった。

 僕は「宮本印刷」で同人歌誌「棧橋」(今年6月1日・記事)、同人詩誌「群青」第21号~第30号(今年7月9日・記事)を合本製本してもらっている。

 以前には「群青」のそれまでの号や、「F県詩人懇話会会報」も同様にしてもらった。

 詩誌「螺旋」は、思っていたより欠号が多く(県立図書館へ寄贈した関わりもある筈だ)、第9号(1980年7月・刊)、第14号~第18号、第20号~第60号(1996年3月・刊、冬眠に入る)の47冊がある。

 表題は印刷してもらえないので、手元のテーププリンターでラベルを作り始めたが、テープがなくなり、Amazonへ注文してテープを取り寄せた。

 合本製本すると、冊子の散逸がなくなり、作品を調べやすい。

 写真は、初めの巻と、しまいの巻の、表紙である。

2014年8月20日 (水)

個人誌と評論集

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 浄土真宗の僧侶、釈誓道さんより、個人誌「本願海」No.11を頂いた。

 彼は迷いや卑下のない、信仰を得て、救われている。

 しかし詩編4編の内の「コンドーム・サバエに住む妄想的僧侶の使い捨ての唄」に、「その人は/同じ使い捨てでも、/ありがとう、ありがとうと使われて、/ありがとうと捨てられる/そういう生き方が/好ましい、と説いた。」とあるように、権力・資本の庶民操作に宗教が仲立ちした、という疑いが僕からなくならない。

 56ページにわたる「断簡集(二十一)」は彼の信仰告白なので、ここでは立ち入らない。

 また詩人・作家・評論家の定道明さんより、評論集「中野重治近景」を頂いた。彼は、ウィキペディアの「中野重治」項に、伝記研究として3冊の著書が載る人である。(僕が定さんと呼ぶのは、彼から数冊の詩集を頂いているからである)。

 その「あとがき」で彼は、60年安保の挫折後、中野重治の文章に救われる思いがしたように(これは僕の言い直しである)書いている。僕は中野重治の詩と小説を少し読んだが、そういう思いをしていないので、地元の作家ながら、全集を読もうなどと思わない。頼りない交際である。

 

2014年8月 1日 (金)

詩誌「角」第33号

Cimg7846 あわら市にお住いの詩人、S・章人さんが、お便りとパンフレット共に、同人詩誌「角(つの)」第33号を送って下さった。

 今年3月18日の記事(←リンクしてある)で紹介した、同・第32号に続く。

 巻頭のO・純さんの「背を向けて」では、全4連の第2連半ばより、「背に詫びながら/歩いてきた//悔いが積って/背が曲ってきた/生きるとは/背むくことだった/(後略)」とある。

 人格者として敬慕されるOさん(F県詩人懇話会・代表を長く務め、日本詩人クラブ賞・他を受賞した)にして、この悔いがあるなら、跳ねっ返りの小犬みたいな僕(図体は大きいですが)が、夜ごとにうまく眠れないのも、納得する。

 S・章人さんのパンフレットと、本誌の追悼文は、学生時代から交友のあった、小辻幸雄さんの逝去を悼むものである。記録しておかなければ、その功績などが忘れられるかも知れないから、貴重な文章である。

2014年7月16日 (水)

詩誌「アリゼ」第160号、第161号

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 兵庫県にお住まいのS・陽子さんが、同人詩誌「アリゼ」(隔月刊)の第160号、第161号を送って下さった。(写真は、左が第160号、右が第161号である)。

 今年3月22日の記事(←リンクしてある)で紹介した、第159号に継ぐ。

 詩の他に、評論、エッセイにも力を入れている。

 詩の中に、発想、展開が僕の理解を超えている作品がある。

 危機より目指すのは、逃避的富裕か、破滅的開放か?ちょっと大げさか?

 第161号、T・和美さんの「行方」より、終連からの3行のみを引く。


ひとりでいてもふたりだったり

ふたりでいてもひとりだったり

ひとのこころのふしぎ

2014年7月11日 (金)

「群青の会」会合

Imgp0618 詩誌「群青」の発行母体「群青の会」メンバー、AUさん、こぐま星座さん、僕の3人が、今日午後2時、喫茶店「ユトリ珈琲店」に集まった。

 7月9日の記事で紹介した、「群青」合本を、二人に渡した。

 また「群青」30号を送らせて頂いた、反響を話し合った。

 「群青」の30号記念、10周年祝いの話は、あまり出なかった。

 3人とも、かき氷を頼んだ(近頃は、「氷水」と言わないようで)。

 3時半近くに、散会した。

2014年7月 9日 (水)

詩誌「群青」合本

Cimg7797 昨日の午前に「宮本印刷」へ電話すると、依頼してあった詩誌「群青」合本製本は、午後には出来上がっているとの事だった。

 午後に伺い、合本3冊を受け取り、わずかな料金(実費以下だろう!)を支払う。

 題名は印刷されていないので、家のテーププリンターでラベルを作り、貼りつける。

 僕とこぐま星座さんには、第21号~第30号を(創刊号~第10号、第11号~第20号の合本は、それぞれ当時に作製していた)、AUさんには彼女が参加してよりの第16号~第30号を(創刊号~第15号は、既に合本を作製して、渡してある)を、用意した。

 第21号の作品等を読んでみると、3年前の事なのに、はるか昔の事のように思える。世間も、僕の立場も(僕は再任用職を退職した)、大きく変わったからだろう。

 明後日には、「群青」同人、3名が集まる事になっている。合本の受け渡し、30号の合評、30号・10周年の祝い、等のために。

 

2014年6月24日 (火)

詩誌「群青」第30号

Cimg7765 編集役をしている同人詩誌「群青」第30号が出来上がったので、6月17日(火曜日)に「宮本印刷」へ行き、100部を受け取った。

 消費税増税分だけ代金が高くなっていた。

 6月20日(金曜日)に、同人3人が喫茶店に集まって、詩誌・同人費の受け渡しをした。

 今日23日(月曜日)の午後、担当分の57通を封入し、郵便局より発送した。

 詩は、こぐま星座さん「ブレークダンスの猫」、僕のソネット「頻脈」、AUさんの「ロード」、3編。エッセイは、こぐま星座さんの「はたして君はただのエロおやじなのか?」(1ページ)。

 30号記念であり、年3回発行の10周年記念だが、対外的な催しは持たない。例によって合本を作るので、出来上がったら内輪3人で、ささやかに祝おうと話し合っている。

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2014年6月 5日 (木)

詩誌「間隙」第36号、第37号

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 5月31日付け記事にアップした、詩誌「群青」第30号編集会議の時、AUさんから頂いた詩誌、「間隙」第36号、第37号を読みおえる。

 沖縄県・在住のA・盛勝さんが編集する、同人詩誌である。

 第36号には、3名6編の詩、2名3編のエッセイ・論考を載せる。O・孝和さんの、ほとんどひらがなばかり(漢語は1つのみ)の詩「秋の森で」には、新しい比喩があり詩へ寄せる思いの深さが感じられる。

 第37号には、A・盛勝さんの詩5編、エッセイ4編、AUさんの「親書」が載る。AUさんの「親書」は回顧的文章で、彼女の詩を理解する、手助けをしてくれる。

2014年6月 4日 (水)

詩誌「果実」70号

Cimg7720 県内にお住まいの詩人、T・篤朗さんが、同人詩誌「果実」70号を送って下さった。

 「果実」は教員退職者の5名を、同人とする。

 詩は、F・則行「わらいがみさま」「約束」、N・明徳「山茶花」「雲」、W・本爾「父と子」「二月抄」、K・不二夫「ピカソ的な一日」「かっちゃま左義長」、T・篤朗「ひな祭り」「アジサイ」「春を待つ」「お内裏様」「流星ひとつ」、他にエッセイなど。

 W・本爾「父と子」では、施設の父を訪う長男の困惑を、「二月抄」では雪景に亡くなった母を偲ぶ思いを、描いている。

 T・篤朗「ひな祭」では、子らが巣立って老夫婦2人のみとなった家庭(自分たちも、僕の周囲でも、そういう家庭は多い)で、雛人形を飾るのだが、淋しいのか、家じゅうの人形も添え並べる、というストーリーである。

2014年5月31日 (土)

詩誌「群青」編集会議

 昨日午後2時より、「群青の会」メンバー3人が、喫茶店「ユトリ珈琲店」に集まって、同人詩誌「群青」第30号の、編集会議を持った。

 前回、5月23日にここへ集まった時、原稿類は受け取っていたので、自分の詩稿も含めて、パソコンのワードで打ち込んで(目次、奥付けを足して)、プリントした誌面稿ゲラを校正してもらう為である。

 校正はすぐ済んで、四方山の事である。

 AUさんより彼女の新詩集、参加している詩誌2冊を頂いた。「群青」代表の幹事として、F詩人懇話会の活動に参加してもらっているので、懇話会の様子などを伺う。

 こぐま星座さんが痩せたようなので伺うと、5月からの夜勤のせいではなく、そのせいで食事が不順になっているため、との事だった。農業と文学活動もあり、無理をしないで貰いたい。

 話し足りないくらいだったが、お互いの体調への気遣いもあって、3時過ぎに散会した。

Photo「フリー素材タウン」より「山・高原」の1枚。

 

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